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こがしゅうとセンセイの「アナタノ知ラナイ兵器」について(続報)

2009.12.19(09:07)

実は週間オブイェクトJSFさんを間に立てて、こがセンセイと件の間違いについてここ数日やり取りをしていました。

F8クルセーダーのコルトMk.12機関砲については、世界の傑作機No.1 ボートF8クルセーダー30ページの写真キャプションに以下の記述があるそうです。

世界の傑作機『F8クルセーダー』より引用
通常機軸中心線に対し、下方1°の角度で固定されているが、地上掃射時には20°まで調整出来る。

ちなみに前回、私が引用したのは28ページ、これは30ページの写真キャプションなんですが、ここの写真キャプションにあからさまにこういう間違いが書かれていた事には自分まったく気が付いていませんでした。ここの記述を見逃していた事については、素直に頭を下げます。申し訳ありませんでした。

 その上で書かせていただきますが、それではコルト-ブローニングMk12機関砲の砲身長は何メートルぐらいあるのでしょうか? 残念ながら正確な数字は
http://sajun.org/index.php/Colt_Mk_12_cannon
には書かれていませんが、イスパノスイザHs.404から派生した機関砲ですので、銃身の長さは2メートル以上はあるはずです(Hs404は2.52メートル)。
http://wapedia.mobi/en/Hispano-Suiza_HS.404

その上で、砲身長の2/3の部分を機体への固定位置として俯角20°の場合、銃口は下向きに何センチ下がるでしょうか?
仮に2メートルの2/3と見積もっても、約1.3メートル。銃口は約50センチ下がります。
そんな物がF8クルセーダーの機首側面のどこに入りますか?(ちなみに2メートルと見積もって約75センチ下がります) 
同じ式で俯角2°ならば銃口は約4.5センチ下がる事になりますがこれならまだ納得のいくレベルの数字です。
すいませんがこれは、簡単な中学の数学(三角関数)と、F8クルセーダーの記事を書いた本人が機体構造を理解して記事を執筆しているかどうか? そう言った意識の問題なんです。

間に入ってくださっているJSFさんには申し訳ないんですが、『アナタノ知ラナイ兵器』のF8クルセーダーの記事は、こがさんはその辺を意識せず、何も考えず、世界の傑作機No.1 F8クルセーダーの30ページの記述を盲信して記事を描いたという事になりますよね。
私の様に、こがさんみたいに自由に絵を描けず、文章だけで商業原稿を書いている人間ですらこがさんがお書きになった20°という記述を一目見ておかしいと考えるわけですから、絵をお描きになるこがさんが20°という数字を見た時に(2ページ前に約2°という記述があったにも関わらず)何でおかしいと考えないんでしょうか?
こがさん、底辺1.3メートルの直角三角形ぐらい描けますよね。20°も銃口を下げたら、F8の機首側面の外板はどんな形になりますか? もっとちゃんと想像して、頭を働かせて記事を描きましょうよ。

今回、私が問題にしているのは、そう言ったこがさんの意識の問題なんです。二三号電探の設置想像図にしてもまったく同じ。構造を理解して、ちゃんと考えて記事を書きましょうよ。世界の傑作機1冊でお手軽に記事を描いて、しかも記述を盲信して描いてしまって、他の文献とクロスチェックしていない時点で失格ですよ。

世界の傑作機No.1 F8クルセーダーが書かれたのが1998年ですか。もう2010年まであとわずかですから刊行されたのは12年前になります。12年前に流通した書籍を回収して書き直す様に運動しろとでも? それは極めて非現実的ですよね。
しかも2ページ前には正しいと思われる記述も併記されている。

初期の世傑については色々聞いてますが、かなり間違いがあるようです。これもそんな間違いの一つなんでしょう。
文林堂が必要だと判断すれば、執筆者を代えて新版のF8クルセーダーが発売される事でしょう。Me262だって、我が師匠国江隆夫の手による新版が発売されましたから。それは時がくれば文林堂がやる仕事です。ただし、商業上のニーズと照らし合わせて、それを発売するかどうかは文林堂が決める事なので、これも積極的に我々がどうこう言う問題ではありません。
では、後から記事を書く我々はどうすればいいかと言うと、同じ間違いを何度も何度も市場に流通させない事が大事なんです。そもそも、世界の傑作機なんて一次資料でも何でもありません。記述を参考にする時に間違いがあって当たり前と考えないライターの方がどうかしています。しかも、当該部分はあからさまに怪しい。F8クルセーダーの機首構造をちゃんと理解していれば、防げるレベルのミスですよ。

前回も書きましたけど、同人誌では許されても商業誌では許されないミスなんですよ。記事を書く人間のプロ意識の問題なんですから。

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コメント
このコメントは管理者の承認待ちです
【2009/12/19 19:56】 | # | [edit]
初めて、コメントさせていただきます。
文中の、コルトブローニングMk12、いわゆるNAVY Mk12の全長ですが手元のANTHONY・G・WILLIAMS著の「RAPID FIRE」のデータでは190cmとなっています。
イスパノ系20mmは、基本的に「より短く、より弾数多く」の方向に改良されておりますので、ww2のころから、徐々に短くなっております。
細かいところですが、念のためにコメントさせていただきました。
拙文失礼いたいしました。
【2009/12/19 23:08】 | K-9 #zjtBZZCQ | [edit]
> 初めて、コメントさせていただきます。
> 文中の、コルトブローニングMk12、いわゆるNAVY Mk12の全長ですが手元のANTHONY・G・WILLIAMS著の「RAPID FIRE」のデータでは190cmとなっています。
> イスパノ系20mmは、基本的に「より短く、より弾数多く」の方向に改良されておりますので、ww2のころから、徐々に短くなっております。
> 細かいところですが、念のためにコメントさせていただきました。
> 拙文失礼いたいしました。

ありがとうございます。
190センチですと2/3で約127センチですから、20°で銃口は50センチも下がりますね。
2°ならば約4.4センチですが。
【2009/12/20 06:00】 | さはらあきら #- | [edit]
いささか舌禍であるとのご指摘がありましたので、当該部分を削除いたしました。
【2009/12/20 06:06】 | さはらあきら #b5.M5V.g | [edit]
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