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銀河2号の迎撃と韓国への影響

2009.03.15(08:05)

銀河2号打ち上げコース(予想)

4月4日~8日の日中に設定されている銀河2号+光明星2号の打ち上げですが、上記の様なコースになると予想されます。

まず今回、北朝鮮がIMOICAO正式に通告し、日本海と太平洋上に危険水域を設定するという手順を踏んできましたので、政治的に迎撃する事は極めて困難になりました。
このコースですと、日本上空はブースト段階ですので、中間段階を想定したイージス艦のSM-3ミサイル終末段階を想定したペトリオットPAC-3では迎撃不能です。つまりまあ、自衛隊の装備ばかりでなく、アメリカ第七艦隊の保有するイージス艦でも迎撃する事は不可能です。
もちろん、2006年5月のように打ち上げに失敗し、日本国内に落下するという局面になればSM-3ミサイルでもPAC-3でも迎撃可能です。この場合ならば自衛行動が主張出来ますので、政治的にも迎撃しても非難される筋合いはありません

さて問題は、米本土にはGBIという陸上発射型ミサイル迎撃システムが存在するのですが、上記のコースではアラスカはもちろん、カリフォルニアに配備されているGBIからも射程範囲外ということになってしまっています。
もちろん、太平洋にSM-3を発射出来るイージス艦を配備するという話もありですが、上記のコースはあくまで予想コースであり、線上の何処に燃焼を終えたブースターが落下するかはまったくわかりません。

つまりまあ実質的に、北朝鮮が計画通り衛星投入を成功させれば、どこの国も現状保有する軍事作戦能力でこれを撃墜する事など不可能なのです。
ここに来て、日本国内の各種新聞などで大学教授レベルの知識人などからですら「迎撃出来る体勢作りを」などという科学的考証を省みない無責任な発言が相次いでおりますが、それを可能とするために日本は導入しなければならないのか? 検証した人間はただの一人も存在しないでしょう。
もし今後も、北朝鮮が人工衛星の投入実験を継続し、それに米国や日本政府が大陸間弾道弾として疑念の眼を向け続けていく場合、これを迎撃しようとすれば日本にはAL-1のような航空機発射型レーザー照射システムか、陸上照射型レーザー迎撃システムが必要になります。
(言明しておきますが、2009年の今日において、レーザー照射システムによるミサイル迎撃は絵空事でもなんでもありません

それから現在韓国では、6月に発射が予定されていた衛星の打ち上げ7月に延期されています。

韓国、宇宙発射体と科学衛星の打ち上げを延期
【中央日報】
>今年の第1分期に予定されていた衛星2機の打ち上げが延期される。
>
> 教育科学技術部は全羅南道高興(チョンラナムド・コフン)のナノ宇宙センターで初のイベントとし
>て実施する宇宙発射体(space-launch vehicle)と科学衛星打ち上げの日程を当初よりも1カ
>月遅い7月末に調整した。
>
>
 性能テストが予定よりも長引いているからだ。
>
> また今年6月に海外で打ち上げが予定されている通信海洋気象衛星は、部品の未調達により、
>打ち上げが5カ月後に延期された。 

この状況で北朝鮮が光明星2号を成功させた場合、  韓国にはスプートニクショックならぬ「光明星ショック」が発生する可能性があります。これまで科学技術的に下だと思っていた北朝鮮が、韓国より先に人工衛星の軌道投入に成功するわけですから、これが韓国の人民に与える精神的影響はかなり大きいものと思われます。
韓国が現状で、自国領土内から衛星を軌道投入する場合他国との摩擦・緩衝を避ける意味南に向けて打ち上げるしかないわけで、極軌道を取る静止衛星ならばともかく、周回軌道を取る通信衛星などの場合は軌道投入にかなり難しい技術が必要となります。
本来じっくりやるべき計画を「光明星ショック」で再度前倒ししたりして失敗したりしないか? そういう影響の現れ方が懸念されます。

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