2010年01月

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  2. PAK-FA(パック・ファ)(01/29)
  3. Japanese Secret Projects: Experimental Aircraft of the IJA and IJN 1939-1945 (01/14)
  4. Aモデル、恐ろしい娘……。(01/11)
  5. 知られざる回転翼航空機の開発日本初の本格的ヘリコプター・特殊蝶番試作レ号(01/10)


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PAK-FA(パック・ファ)

2010.01.29(21:11)

だって、ロシアの報道でも「パックファ!」って言ってたんだもん。


ロシアの第5世代戦闘機、スホーイ PAK-FA T-50

が本日初飛行に成功

しました。まあ、自分が四の五の言うより、まずは映像ですよね。

いやあもう、

ものの見事にYF-23スキーですよ!

ありがとうございます(笑)

機首周りはスホーイSu-30平面形はF-22ラプターでありながら、全体の印象はYF-23ブラッックウィドウⅡという、なかなかのシロモノであります。
まあ、機首周りがまんまスホーイなのは、コクピットレイアウトとかの取り回しを共通化したいからでしょうねえ。ジェットノズルは一見普通ですが、スホーイ系は円筒ノズルでベクタードノズルの機体を開発していますから、これで十分ベクタードノズルの可能性があります。

YF-23に似ているのは、なんか薄いからでしょうねえ。予想されたカナード翼は付いていませんが、水平尾翼はありました。しかしまあ、今時ドラッグシュートなんですが、まあドラッグシュートはステルス性にはまったく関係ありませんし、ローテクで良いところはローテクで済ませてるんでしょう。
最大の問題は、ウェポンベイは収納式かって事なんですが、なんかこの機体薄いんですよねえ。これをそのまま量産するのなら、専用の薄いミサイルを開発して外部搭載する方法に1万ジンバブエドルって感じでしょうか。もちろん、ステルス性を捨てて、今までのミサイルも搭載出来るかなって感じで。

まあ、もっともこの機体がそのまんま量産になるという保証はどこにもないので、量産機にはウェポンベイがあったりするのかもしれませんが、この映像だけじゃあそこまではねえ。

しかしまあこれで、今後のモスクワ航空ショーとかがかなり楽しみですね。

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Japanese Secret Projects: Experimental Aircraft of the IJA and IJN 1939-1945

2010.01.14(23:30)

はい、ミッドランドパブリッシングの新刊洋書です。ネタはご覧の通り日本の秘密計画機ですね。

結論から書いておきますけど、

1割強ぐらい、雑誌「機械化」の読者投稿に騙されています。

おいおい、涼風二〇型とかアメリカ人はまだ信じていたのかよ……(;´Д`)

とは言え、萱場かつをどりラムジェット迎撃機はちゃんと紹介していますし、前田クー6滑空戦車も「奇想天外兵器」に騙されずにちゃんと双ブーム式の滑空翼で描いていますし、秋水改もちゃんと紹介していますし、陸軍航技研の計画機も隅から隅まで紹介していますし、川崎K-200ジェット飛行艇も紹介していますし、桜花43型に機関砲が付いているなんて間違いもしていませんし、景雲改も3種類掲載しているし、空技廠天河ジェット陸上攻撃機もちゃんと紹介しているし、震電改なんかちゃんと垂直安定板下部の短縮考証 しているし、三菱泰山の想像図なんか初めて見たし、閃電改まで描いていやがるし、神龍二型は私の描いたテキトーな塗装に騙されていないし(笑)、伊号一型丙も紹介しているし、

まあ、ウチのブログなんか見に来る人は一家に一冊!

それにつけても、ジェット月光なんてネタ、どこから拾って来たんだか?

反面、烈風改とか陣風とか天雷とか、結構肝心な機体が抜けてあるので、そういう所を期待して買う人はちょっとがっかりかもしれません。

ところで、ヒジョーに気になるページがいくつかあるんだけど、この本には日本に輸入計画のがあったとされるドイツ機がかなりの数しょうかいされています。
で、その中に、

ハインケルHe162とバッヘムBa349

が掲載されているんだけど、そのネタ一体どこから拾って来たのかな? まさか、

私が昔作った同人誌

じゃないよね? いや、一応あれどこかの雑誌で拾ったネタだから、ちゃんとソースのあった話なんだけど。

Aモデル、恐ろしい娘……。

2010.01.11(07:12)

ヒューズ H-4

Aモデルの新製品が大阪本町のホビーランドさんに入荷したみたいなんですが、

1/72 ヒューズ H-4ヘラクレス スプルース・グース

って、

 おい、どんな大きさだよっ!

>全長90cm以上、全幅120cm以上のビッグキット!

置くとこねえよ。

>価格(税込):57,750円

買えねえ!

知られざる回転翼航空機の開発日本初の本格的ヘリコプター・特殊蝶番試作レ号

2010.01.10(19:12)

レ号初号機

  はい。昨日ようやく、上野国立科学博物館の特別展示、知られざる回転翼航空機の開発日本初の本格的ヘリコプター・特殊蝶番試作レ号を見てまいりました。

 日本海軍と当時の横浜高等工業学校(後の横浜高専)が1944年に共同で開発していた機体で、実はわずかではありますが飛行に成功(ふわりと浮いた程度)しています。
さはらがこの機体について初めて知ったのは10年以上前の話ですが、何分資料が少なすぎるので、普通のメインローター+テイルローター式のヘリコプター程度の認識でいました。

ところがぎっちょん、この開発を主導した横浜工業高校の廣津萬里教授というのが、あまりにも凝り性な人物だった。どのくらい凝り性かというと、戦車の駆動系を今日で言うハイブリッドで設計したあの、フェルディナンド・ポルシェ博士に匹敵するレベル
この廣津教授、航研機の主脚の開発にも携わった人物で、そのおかげで航研機の主脚はかなりややこしいシロモノになったりもしています。
それでこのレ号の場合も、連翔蝶番などというトンデモメカニズムを最初から組み込んでしまった。

この連翔蝶番は、様はメインローターのブレードが横向きの風を受けると、それに合わせて4枚のブレードが油圧で連動して自動的にピッチ角を変更する機能で、おそらくこんなに凝っていなければ、もうちょっと開発は早く進んだのではないかなあと思わなくもない。まあ、こういう最初からトンデモメカニズムを組み込もうとする人は嫌いじゃないけど、おそらく一緒にやっていた学生さんはかなり泣かされたと思う。
テイルローターも、今日主流の垂直配置式ではなく、ブームへの水平配置式で、可変ピッチ機能も付与されており、まあこの辺が最初からやるにはかなり複雑なメカニズムになっているので、本当によく微塵でも成功したよなあこれと思う。

エンジンはK-60型航空発動機×2で合計出力110馬力。実は航空用発動機でもなんでもない55馬力発動機をファンベルトの束で連動させるという恐ろしく無理矢理な事をやっている。ここに、中古の金星発動機でも調達出来ていれば、もう少し違った開発になったやも知れない。もっとも、見ての通りで機体構造が華奢すぎるので、強度から何から設計し直しにはなるだろうけど。
この110馬力でも、本機は結局強度不足であったわけだし。

この展示の最大の見所は、廣津教授が考案していた将来のヘリコプターの試作案をまとめたノートと、組立中で終了した特殊蝶番レ号2号機関係の資料。色々と面白い発想が散見出来て、非常に興味深かった。

なお、財団法人日本航空協会からレ号に関しては何らかの書籍出版が企画されているそうなので、その出版を待ちたいところだが、出来たらさはらも歴史群像あたりで記事として書かせてもらえると有り難いと考えている。

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