2008年08月

  1. スポンサーサイト(--/--)
  2. コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN 18 『第二次 東京 決戦』(08/10)
  3. ガレージキットワンダーフェスティバルというイベントの構造的欠陥(08/09)
  4. ワンフェス側からの公式発表と株式会社東京ビッグサイト(08/09)
  5. 新論旨・おたくの中にも礼儀ありっ!(08/09)
  6. 日本オーチス・エレベーター株式会社のこと(08/09)
  7. 続・ちょっと話を戻して、東京都知事鈴木俊一の事(08/09)
  8. ちょっと話を戻して、東京都知事鈴木俊一の事(08/08)
  9. さて、ようやく参加者マナーの問題など(08/07)
  10. これまでの問題点のまとめ(08/07)
  11. ビッグサイト西館が都市博パビリオンだという前提で書く話(08/06)
  12. てゆーか、ビッグサイト西館の事故の件について(08/05)
  13. ビッグサイト西館ロングエレベーターの件について(08/04)
  14. 米空軍、次世代スペースシャトル「X-37B」の初打ち上げを11月に決定(08/02)


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コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN 18 『第二次 東京 決戦』

2008.08.10(18:46)

今日は8月10日かあ。

脚本の大河内一楼さんも、谷口悟郎監督も、相変わらず容赦ないねえ。創ってる側も、昨日が何の日だったかぐらい知ってるだろうから、間違いなく確信犯でやってるよな。

立場を変えて、2回目のうっかりギアス発動によりナナリー死亡。しかもそれが、ニーナの造った戦略兵器『フレイヤ』誤爆によるものだってんだから……。

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ガレージキットワンダーフェスティバルというイベントの構造的欠陥

2008.08.09(14:16)

さあて、ある意味もっとも書きたかった事をようやく書きましょうか。

ワンフェス名物「開場ダッシュ」

 スタッフゲストディーラー徹夜組を含めた「開場ダッシュ」は、これ、ワンフェスの初期からの恒常的な問題なんです。ここに最近は転売屋が加わるので、マナーはさらに悪化しています。

 しかしながら、この「開場ダッシュ」というやつは、ワンフェスというイベント内包するイベントの「構造的な問題」でもあるんです。

 コミケの大手サークルには確かに行列が発生しますが、コミケの大手サークル参加者数千部単位同人誌を生産してコミケに臨みますよね。それ故にコミケ参加者には、「納税申告漏れ」という別種の問題が発生したわけですが……。

 ワンフェスの大手ディーラーにも行列が発生しますが、彼らには何千個も製品を生産する能力はありません。彼らの生産手段は、そのほとんどが家内制手工業のレベルなんです。

 ここが、コミケとワンフェスの最大の違いコミケ参加者は、大量生産する術を知っていますが、ワンフェスのディーラーさんにはそれがありません。
 
それ故に、ワンフェスの開場ダッシュコミケ以上に過酷で熾烈なんです。そしてこれは、今回の事件発生とは切り離してはいけない要因なんです。

ところで、ワンフェスのディーラーのみなさん
貴方たちはワンフェスという場で、自分自身の本当に造りたい物を造って販売していますか?

 私は、ワンフェスディーラーの販売する創作物の質は、ある意味年々低下していると考えています。

その理由ですが

1.塗装完成品美少女フィギュアが安価で市販されている
 ほんの数千円で、完成度の高い美少女フィギュアが企業から販売されたら、一般ディラーはやる気なくすよね。

2.塗装完成品フル可動美少女フィギュアが、非常に安価で市販されている。しかも、その一翼は、主催者である海洋堂が行っている
 Figma
ねんどろいど、そしてフロイライン・リボルテックの事ね。販売されるのはメガハウス海洋堂企業だからしょうがないんだけど、約2500円であの完成度の高いフル可動フィギュアを販売されたら、一般ディーラーはやる気なくしちゃうでしょ。
 自分、本来はスケールモデル派で、メカのガレージキットばかり買ってたんですよ。理由はフィギュアを塗装するのめんどくさくって、絶対つんどくキットになるから。でも、出来合いの製品であるFigmaは、買ってしまっているんですよね。

3.怪獣ソフビは、みんなが造りたい物を造りたいだけ造ってしまった……orz
 
こりゃあねえ、平成円谷怪獣デザイン魅力に乏しいって事もあるんだけど(8月10日加筆)。

4.みんなが造りたい物に、当日版権の許可が下りない
 ガンダムマクロスの関係は、ワンフェスではほとんど見かけません。つまり、一般ディーラーが「これは完成したらみんながほしがるから造りたい」と考えても、版権が下りない物は造れないんです。
 週刊漫画誌連載作品だってそう。ディーラーのみなさん「JoJoの奇妙な冒険」とか「ワンピース」「金色のガッシュベル」とか「絶対可憐チルドレン」「魔法先生ネギま!」「さよなら絶望先生」なんてところのフィギュア、本当は造りたいんじゃないの?
 私は、はっきりきっぱり、一色版「日本沈没」に登場するメカと、「Moonright Mile」に登場する宇宙戦闘機の完成品キットが欲しい(8月10日加筆)。

5.ワンフェスの参加費は高い、そして版権チェックは非常にシビア
ワンフェスディーラー参加の費用は、基本料金+1名の費用27,000円。これに広告費10,000円版権料10,500円が加わります(ワンフェス2005夏当時)
いつの間に、

SF大会の一般参加よりハイコスト

になったんでしょう? そりゃあ、こんなに高けりゃフツーの人間は逃げ出しますよ。
加えて、ワンフェス2005夏の場合当日版権の不許諾判定4月下旬に実施されていますから、ワンフェス版権ディーラーのみなさんは、ワンフェス開催の4ヶ月前には何を販売するのか決定しなければならないんですね。
つまり、4ヶ月後のトレンドが何になるのか未来予測をしなければならないわけで、4ヶ月後に面白くなる商品なんて、余程のマーケティングリサーチの才能がなければ無理ですから。そりゃあ、面白い物や売れるものを出品できなくなるわです。(8月10日加筆)

6.そのおかげで、当日版権が容易に下りるようなものは造りたい物を造るだけ造り尽くしてしまった    
 一時期の宇宙戦艦ヤマト関連のガレージキットは、本当に凄まじいほど面白かったデスラーのワイングラスや、反射衛星砲バラノドン……。ありとあらゆるアイテムがひしめき合っていたと言っても過言ではなかった。でも、そのピークは過ぎてしまったよね。

7.非常に安価で、出来のいい食玩や、ブラインドボックスフィギュアが市販されている
 特に、円谷のHDMとかな。あの出来で、ZATメカとか市販されちゃったら、ワンフェスで原型造って販売する意味ないじゃないの

8.ミリタリー、乗り物関連でも、非常に安価で、出来のいい食玩や、ブラインドボックスフィギュアが市販されている。しかもその一翼を担ったのは、当の岡田斗志夫であり、海洋堂であること
 王立科学博物館
とか、ワールドタンクミュージアムとか、世界の傑作機とか、世界の艦船とかの事だよ。ああいうものを販売するのは、そりゃあ企業として正しい姿勢だと思うよ。
 けれども、あれで市販されてしまった物は、ワンフェスの一般ディーラーが造りたがっていたアイテムなんじゃあないのかい?

9.特に、海洋堂がWTMを発売した事で、ワンフェスミリタリーディーラーの主流スケールが1/144に傾倒してしまったこと
 確かに一つのトレンドとして、WTMという方向性は悪くなかった。WTMが始まった直後ミリタリースケールディーラーは息を吹き返した。けれど誰しもが、1/144スケールの物しか造らなくなってしまったミリタリースケールモデルの自由度は、これで制限されてしまったわけですよ。
 あの時期に、1/35や1/48、1/72といったスケールを造るミリタリーディーラーがいなくなってしまった。
 しかも、海洋堂のオフィシャルメディアとしてモデルグラフィックス誌がそれを先導した。その上にモデルグラフィックスは、1/144に収まってしまったミリタリースケールディーラーの出品ピークが過ぎてしまえば、以後一切スケールモデルディーラーの取材をしなくなってしまった。これは、偏向報道以外の何者でもありません。
 穿った見方をさせていただけば、ワールドタンクミュージアムという商品は、ワンフェスからスケールモデルディーラーを駆逐するための最終兵器だったとも読み取れるんですよ(8月10日加筆)。

10.リボルテックは、ロボットディーラーを駆逐するための最終兵器なのか?
 
はいはい、ロボットディーラーのみなさんやる気なくしてませんかあ? あんなフル可動の出来のいいシロモノがたったの約2000円市販されちゃあ、やる気なくしますよねえ。しかも、これがまた海洋堂の商品なんだ。
 しかも、悪どいなあと感じるのは、海洋堂はポイント制でリボ球を配布はするけれども、決してリボ球を別売りしないという事
 リボ球のセット販売を始めれば、フル可動ロボットフィギュアの一大ムーブメントが確実に発生するのに、あえて海洋堂はこれを独占してるのよねえ。
 つまり海洋堂は、自分達でフル可動ロボットフィギュアというジャンルを独占し、ワンフェスからロボットフィギュアディーラーを駆逐したいのかしら?(8月10日加筆)

11.やる気があったディーラーの大半は、自分の造りたい物を造りつくし、ワンフェスのディーラーから引退してしまった事
 ワンフェス会場にいないディーラーがワンフェスの優良ディーラー
というのは、シャレでも何でもなくて現実なんですよ。

12.上級ディラーの内の何割かが企業にスカウトされ、企業ディーラーの尖兵となって大量生産品を製作し、既存のワンフェス個人ディーラーを圧迫している事
 
まあ企業活動なんだから、ワンフェスからの青田買い当たり前なんだけどね、
 ここで言いたいのが、ワンダーショーケースの事ね。アレに選定されるディーラーって美少女フィギュアディーラーばっかりでしょ。メカを造ってるディーラー選定された事なんて、そんなに何回もなかったはず。つまり、なんだかんだ言って海洋堂も、自分達のイベントの主流美少女フィギュアだと考えているという事。あとは、どうでもいいんでしょうが(8月10日加筆)。

13.今回のワンフェスでは、とうとう企業ブースの展示の方が、一般ディーラーの展示物より面白いという「ねじれ現象」が発生してしまった事

コクピットアーマー

  これはアニメ「キスダム」に登場したコクピット・アーマーね。これは一般ディーラーの卓に展示されていたのではなく、企業ディーラーWAVEの展示として置かれていたもの。
 昔だったら、こんな売れるかどうかも怪しいシロモノ、企業ブースではなく、奇特な一般ディーラーが当日版権を申請して販売していたはずなんですよ。
 にも関わらず、これが企業ブースに展示されていたというのは、どういう事なのよ。当然ながら、「キスダム」のツッコミ3妖精のフィギュアだって、当日の一般ディーラーの展示で見た記憶がない(見ていたら、写真撮ってるからね)。
 つまりまあ、採算度外視で自分の好きな物を造っているディーラーが、どれだけ少なくなったかと!

日本戦車

  カフェレオが発表したジャパニーズアーマー、1/72日本戦車コレクション。あのね。こういうのってねえ。ワンフェスの一般ディーラーが販売して然るべき製品だったでしょうがっ! どいつもこいつも、WTM以後1/144スケールの戦車や飛行機ばかり造りやがって。
 おかげでカフェレオの方が、面白い商品展開するようになっちゃってるでしょ。スケールモデルディーラーは、これをみて猛反省しろ。

14.ワンフェス参加古物商のこと
 主催者の海洋堂
にしてみれば、ガレージキットワンダーフェスティバルというイベントに彼らのような参加者がいることは「痛し痒し」なんですよ。
 今回のワンフェスでは、彼らの数が激減しました。半分ぐらいになったんじゃないかな? ワンフェスというイベントから転売屋を閉め出すという意味において、この取捨選択確実な方法であったと思います。
 しかしっ! 古物商が半減したために、古物商が扱う商品の質も低下したのも、これまた事実。これまでのワンフェスならば、その時 yahoo! オークションで、「ああ、このアイテム落札したい」と思うようなアイテムは、その日にヤフオクで落札しなくても、ワンフェスの古物商が出品していました。ワンフェス会場で、ヤフオクより安価に買えたんです。
 でもね。今回は、そんなもんなかったわけよ。サンクス限定の京商のミニカーとかさあ。何が悲しゅうて、疲れてる身体を無理に起こして、その晩にヤフオクで京商のロータス・エリーゼ落札せにゃあならんのよ!
 今までだったら、確実に売ってたでしょ?(8月10日加筆)

15.一般ディーラーの嗜好、好みに、一定の片寄りがあるため、同じような展示物しか並ばない事
 
個性がね、なくなっちゃったんですよ。自由な発想がね。今年の主流は、強いて挙げれば「魔法少女リリカル☆なのは」だったように見えました。けど、そっちだってFigmaが、なのはもフェイトも造っちゃってるわけ。
 来年、魔法少女リリカル☆なのは」劇場版放映が決定したわけだけど、おそらくメガハウスは映画合わせで幼年版なのはや幼年版フェイトの商品化を計画しているんじゃないの? その後のA'sも計画してるんじゃないの? それを企業にやられちゃったら、なのはのガレージキットもジャンルとして死んじゃうよ。
 あんた達、それで本当にいいの? 
 今回、初音ミクのガレージキットは下火になっていたでしょう。これだって、初音ミクや鏡音リンのFigma発売をメガハウス決定したがゆえの功罪なんだけど。(8月10日加筆)

 ゆえに、この問題に関しての私の結論は、

「ワンフェスなんて二度と開催するな」

という所にしか帰結しないんです。

 この現状で、ワンフェスの個人ディーラーさん達が本当に自分の造りたい物を造れているのか? 私は非常に疑問なんですよ。
 かつて、良識をもってワンフェスでディーラーをしていた方々が、何故ワンフェスから離れていったのか? いい加減考えた方がいい。
 ワンフェスを運営しているのは海洋堂だけど、海洋堂や多くのガレージキット企業の企業活動そのものがワンフェスのトレンドを形成し、それ故にワンフェスの自由さを「破壊」している事を、いい加減考えた方がいい。
 なぜ、ワンフェスリセットが行われようとしたのか? 私達はとっくに考えておかなければならなかったんです。

実は、西館1Fの交通整理が満足に出来なかった事の背景には、エスカレーターの近隣でFigmaやねんどろいどの限定品を販売していた事も背景に存在するわけで、企業ディーラー配置のミスまで、その要因に挙げる事が出来るんですよ。

ワンフェス側からの公式発表と株式会社東京ビッグサイト

2008.08.09(12:59)

ワンダーフェスティバル2008〔夏〕開催概要詳細

主催者である海洋堂からの、公式発表文章です。

特に、現場運営担当の(株)工芸社のコメントとして、

3  重量制限等について

>1)人数制限
>「東京ビッグサイト側から、エスカレーターに来場者を誘導する際、1段に2名・次に1名と交互に
乗せる誘導をしなさいと運営側に事前に指示があった」との一部報道がありますが、そのような
>指示はありませんでした。
 
>2)重量制限
>東京ビッグサイト側から、エスカレーターの重量制限についての事前説明はなく、重量制限につ
>いては事前に把握しておりませんでした。

という文章が発表されています。

まず、この文章のツッコミどころは、会場の警備体制別の企業に丸投していたこと。いつからこうなったのかは知らないけれど、過去2年間ワンフェスの開催は東館だったわけで、(株)工芸社さんには西館を警備するノウハウがなかったと見るべき。(8月10日加筆)

これが本当ならば、説明のなかった事象に対する運営側の責任はなくなり、非は東京ビッグサイトの運営企業や、オーチス・エスカレーターの責任という事になってきます。

特に、文章としての東京ビッグサイト運用マニュアルが整備されず、イベント主催者に配布されていないことは

PL法訴訟における、致命的なミス

です。

株式会社東京ビッグサイト法務担当部署は存在しないんでしょうか? 

株式会社東京ビッグサイト

このホームページコンプライアンス体勢を見る限り、コンプライアンス委員会内部監査スタッフが存在することになっています。
しかしながら、ISO9001を取得して品質管理を実施するというような旨のことは、基本方針には書かれておりません。
ISO9001上での組織の品質管理運用最も重要視されるのがマニュアルの整備なんですが、この企業、そんな頭は微塵も持ち合わせていなかったという事ですな。

新論旨・おたくの中にも礼儀ありっ!

2008.08.09(10:59)

まずは事故発生当時のNHK撮影映像を加工した画像を入手いたしましたので引用させていただきます。加工者からの使用許可はいただきました。

下り36人に対し上り44人(1.22倍) 
下り24人に対し上り31人(1.29倍)

下り24人に対し上り31人(1.29倍)

下り32人に対し上り43人(1.34倍)

下り32人に対し上り43人(1.34倍)

下り32人に対し上り43人(1.34倍)

エスカレーターのワンステップに3人が乗っている事は、  これを見れば明らかです。

 この問題について書き始めてから、様々なご意見をいただくようになりました。特に私が感心したのが、以下のご意見です。

>これはひとつの考え方の問題ですが…

>たとえば後ろからどんどん人が乗ってくる。
>少しでも多く乗せてあげたいと考えるなら、列を
>前のほうに詰めますよね?

>この場合ワンステップに三人乗るのは必ずしも
>先を急ぐためではないわけで、むしろ思いやりからの行動。
>マナーが悪いとはいえないかもしれない。

>今度の場合がそうだったかどうかは不明です。

>しかし試写会の列などでは後ろが長くなってくると、自然と
>前に詰めますね。

【東京都:青井邦夫さんのご意見より引用】

>■あと、人間の心理として知らない人とは距離をおきたいパーソナルスペース
>というのがありますよね。
>ただし、親しい人間はパーソナルスペースに入ってきても大丈夫というヤツ

>例えば●のグループ5人の後ろに○のグループ2人が入ってきた場合

>  ● ●
>  ● ●
>   ●
>   ↑
>  ○ ○

>  ● ●
>  ●●●
>  ○ ○

> こんな乗り方になったりした経験ってありませんか?
  

【静岡県:米山敏広さんからのご意見より引用】

 あの当時、エスカレーターに乗っていた可能性のある人間「さて、ようやく参加者のマナーの問題など」リストアップしましたが、 言ってみれば彼らは、ある意味プロのおたく集団です。
 確かに、こと限定商品に群がるというただ一点に限ってはマナーもへったくれも持ち合わせていないと思います。
 しかしながらそれを除けば、彼らの半分以上が一般社会でそれなりの立場にいる人物であり、良識も常識も持ち合わせていはずです。それ故に、今回の事故怪我人だけで済んだのでしょう。

マナーが悪いから3人乗りが発生する。これも一つの物のとらえ方かもしれませんが、

逆に、みんなが優しかったからこそ3人乗りが発生した。

その可能性とて、一切否定してはならないのです

日本オーチス・エレベーター株式会社のこと

2008.08.09(10:25)

日本オーチス・エレベーター株式会社(wikipedia)

これを読む限り、会社自体はかなりの老舗であることが分かります。エスカレーターの発明者がオーチス社であり、そもそもエスカレーターオーチスの登録商標だったわけです。

読売新聞の社説に掲載されたオーチス社の言い分引用しますが

> 「日本オーチス・エレベータ」によると、事故機の場合、各ステップに大人が2人ずつ乗ることは想定
していない。それが3人以上も乗っていた。これでは耐えられるわけがない

つまりまあ、群衆状態を考慮した性能仕様ではなかったわけです。

しかしながら、ここで見ていただきたいのはここです。

日本オーチス・エレベーター株式会社ホームページ

このホームページにある「エスカレーターの正しいご利用方法」を引用します。

エスカレーターの正しいご利用方法
安全で快適な移動のために
エスカレーターは多くの人が移動することができる便利な交通手段です。
このページでエスカレーターの正しいご利用方法をご確認ください。 
 
エスカレーターにお乗りになる際のご注意

車椅子、歩行器などでのご利用はご遠慮ください。
裸足や紐がほどけた靴でのご利用はご遠慮ください。
エスカレーターの方向を確認してください。ステップ位置を確認し、足元に注意して乗りましょう。
乗り降利の際は特に足元に気をつけましょう。遠近両用メガネをご使用のお客様は特にご注意ください。
小さなお子様は手をつないで乗りましょう。
小さな荷物はしっかりと抱えて乗りましょう。
片手でハンドレールをしっかりと持ちましょう。
ステップやスカートパネルに衣類が触れないようにしましょう。
停止中のエスカレーターを階段として使用しないようにしましょう。
エスカレーターでの荷物の搬送はやめましょう。
エスカレーターご利用にご不便を感じる場合はエレベーターをご利用ください。
 
エスカレーターご利用中のご注意

エスカレーターのステップ中央に乗り、進行方向を向いて乗りましょう。
動く歩道では歩いてご利用される方に道を譲りましょう。
Kエスカレーターの両端から離れて乗りましょう。
ハンドレールをしっかり持ちましょう。
ハンドレールに物を乗せないようにしましょう。
進行方向に注意しまわりのものに気を取られないようにしましょう。
寄りかかったり身を乗り出すことはやめましょう。
走らないようにしましょう。
座ってのご利用はやめましょう。
保護者の方々はお子様がマナーを守るようご指導ください。
 
エスカレーターから降りる際のご注意

まっすぐに降りてください。
降り口で立ち止まらないでください。後のお客様が降りられなくなります。

以上、引用終了。

少なくともこのページには、
エスカレーターのワンステップに大人2人が並んで乗ってはいけません。
とか、
エスカレーターのワンステップに3人以上の人間が乗ってはいけません。
とか、
そういう類の警告文が一切掲載されていないという事が明白なんですよ。

この会社間違いなく大企業なんでしょうが、法務部門は何やってるんでしょうか?

企業の公表する文章がこの程度ならば、

PL法の訴訟を起こせば、確実にオーチスは敗訴するでしょうね。

 

続・ちょっと話を戻して、東京都知事鈴木俊一の事

2008.08.09(10:02)

続けて、元東京都知事鈴木俊一氏についてですが、私は

鈴木俊一氏自身はそれほど悪くない

と考えております。

なぜならばっ!

都政は一人でやるものではないからです。たとえ都知事といえども、都政を制御しきれない部分は確かに存在します。第三期鈴木都政時代の建築物へのオーチスエスカレーター導入は、そう言った類の話であると考えます。

鈴木俊一という人物大阪万博会場の建設を総指揮した日本万国博覧協会事務総長を務めた人物だったわけですから。本人は、どういう強度のエスカレーターを設置すれば確実に事故が発生しないのか知っていたはずです。
けれども、
高度成長期と同じやり方を、バブル末期にやってしまった。それでいいと考えていたんでしょう。
本来の鈴木都知事のやり方ならば、日立パビリオンのエスカレーター世界都市博覧会会場にもが設置されて然るべきです。
にも関わらず、オーチスの「群衆状態を考慮していない」エスカレーターが設置された。競争入札をコストの面だけを重視し、スペック上の安全面を考慮せずに決定した、当時の都の資材購買担当者の淺知恵が責められるべきだと考えます。

ところで、国土交通省からもこういう発表がありました。

報道発表資料
日本オーチス・エレベータ(株)製エスカレーターの駆動装置の取り付け状況の緊急点検結果について

結果は、ボルト4基折損という事です。


そこで、実は大江戸線ですが、当初は「ゆめもぐら」という名前が付く予定でした。

……orz

今一瞬、空気凍りませんでした? このネーミングセンス「ゆりかもめ」と同じですよね。それもそのはずで、大江戸線も実は「鈴木都政の遺産」なんですよ。

大江戸線(wikipedia)

 この年表を見てもらえれば分かりますが、大江戸線の建設資材調達時期は、まるっきり第三期鈴木都政の時期に重なります。エスカレーターの導入決定権は、鈴木都政化の購買担当者が確かに保有していたんです。
 この時期オーチスエスカレーターの導入を決定した建物としては、他に「六本木ヒルズ」「成田国際空港第2ターミナル」(これは新交通システムね)が今のところ判明しています。

ちょっと話を戻して、東京都知事鈴木俊一の事

2008.08.08(05:26)

以下、wikipediaより転載します。

鈴木俊一 (東京都知事)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鈴木 俊一(すずき しゅんいち、1910年11月6日 - )は、元内務官僚で、元東京都知事である。在任期間は、1979年4月23日1995年4月22日山形県出身。東京都名誉都民北京市栄誉市民

なお、鈴木善幸元首相の長男で衆議院議員で元環境大臣鈴木俊一 とは同姓同名の別人であり、縁戚関係もない。

真向法の実践者としても知られている。

目次

官僚時代

東京府立二中旧制三高を経て、1933年東京帝国大学法学部を卒業し、内務省に入った。後年陸軍に応召し七三一部隊の中枢にも所属していた(このため、アメリカ政府から入国禁止処分を課せられている)。

1947年大晦日に内務省が分割されて以降は、地方自治庁(後の自治省総務省)に所属した。鈴木は後に東京都知事になるが、東京都という制度や地方自治法は実質的に鈴木が官僚として作り上げている。

地方自治庁次長から第二次岸信介内閣で内閣官房副長官を経て、東龍太郎都知事の下で副知事。東京オリンピック開催に伴う開発計画をまとめ、高度成長期の都政全般の実務を取り仕切り、「東副知事・鈴木知事」などと揶揄されることもあった。

1967年に東知事が勇退すると後継の都知事候補として自民党から擁立を打診されるが、結局固辞する(自民党は結局民社党が擁立した松下正寿を推薦するが、美濃部亮吉に敗れる)。副知事退任後は日本万国博覧会協会事務総長を務め、日本万国博覧会開催後は首都高速道路公団理事長に転じる。

都知事時代

1979年に、自民党公明党民社党新自由クラブの四党推薦で、社会党共産党の二党推薦の太田薫総評議長)と、無所属で立候補した麻生良方の二名を破って初当選。以後1995年まで、4期16年に渡って都知事を務めた。

鈴木が最初に直面した課題は、前任者の美濃部亮吉都知事の残した財政赤字の解消であった。財政赤字の解消として、鈴木は、老人医療費無料の廃止など福祉の削減や職員給与引き下げなどの人件費削減などを行い、2期目には黒字化に成功した。

なお後に長野県知事となる田中康夫は、「黒字化を目的とするためには相応のことが必要にもかかわらず、ほとんど批判を聞かないのはなぜだろうか」と興味を持ち、『週刊文春』での連載「トーキョー大沈入」にて取り上げている(ただし実際の取材時期は3期目にあたる).後の1991年の選挙時も、田中は鈴木を擁護する見解を出した。

しかし、3期目以降、東京都庁舎の移転、東京国際フォーラム江戸東京博物館東京臨海副都心の開発に代表される大型プロジェクトなど、いわゆる「箱物行政」の推進で多額の起債を発行する結果となり、再び赤字となり、美濃部時代の赤字水準にまで財政は悪化した。以来、「バブル景気の申し子」と揶揄する声も在る。

「箱物行政」を進めた背景には、

  • バブル経済における膨大な投資に追随する形で、公共事業を次々と行ったこと
  • 都庁を丸の内から新宿に移す際に、丸の内に近い選挙区の都議会議員などからの反発を鎮める為に、彼らの地元に江戸東京博物館東京武道館を建設するなど、政治的思惑から大型公共施設を建設したこと

の2点が指摘されている。

鈴木の4選に際し、自民党は、公明党が定年制を自党に敷いており、80歳の鈴木は年齢制限に引っ掛かる為に推せないとしたため、公明党との協力関係を重んじる立場から、自民党の党本部は、公明党・民社党本部とともに都知事候補を磯村尚徳にする事で調整をしていた。しかし、鈴木は、自民党都連や民社党都連の推薦で出馬し、田英夫など社会党系の一部の支援も受けたため、自民党は党本部と都連のねじれ現象で選挙戦を迎えた。選挙演説会の時に立位体前屈をし、若さをアピールをするなどのパフォーマンスが、世間の注目を浴びた。

バブル崩壊の影響もあってか、4期目において都財政はかなり悪化し、退任の頃には倦怠ムードすら流れて、これが後任の青島幸男都知事誕生の呼び水となった。4期目に肝煎りで開催を計画していた世界都市博覧会は、青島都知事によって中止された。この決定を受けて、同年起きた地下鉄サリン事件を引き合いに出し、「都政にサリンをばら撒かれたようだ」と暴言を吐き、各方面から非難を浴びた。

略歴

知事時代の施策

その他の役職

著書

  • 『實例判例挿入地方自治法講義』(金丸三郎との共著(講述)) 1947年 東光出版社
  • 『新地方議会の運営 都道府県市町村議会』 1948年 時事通信社
  • 『地方自治制度』(公務員選書・第4) 1950年 学陽書房
  • 『新地方自治制度』(全訂版)(公務員選書・第4) 1961年 学陽書房
  • 『東京の明日を拓く 東京都知事鈴木俊一発言集』 1982年 ぎょうせい
  • 『世界都市東京を語る』 1986年 ぎょうせい ISBN 4-324-00603-2
  • 『多摩ルネサンスの提言 産・学・官・民交流による多摩ルネサンス・シンポジウム'86の記録』(多摩川流域テクノルネサンス研究協会/編・共著) 1987年 自治日報社 ISBN 4-915211-08-8
  • 『東京・21世紀への飛翔』 1990年 ぎょうせい ISBN 4-324-02478-2
  • 『地球時代の首都経営』 1994年 ぎょうせい ISBN 4-324-04311-6
  • 『回想・地方自治五十年』 1997年 ぎょうせい ISBN 4-324-05326-X
  • 『官を生きる 鈴木俊一回顧録』(政策研究院政策情報プロジェクト監修) 1999年 都市出版 ISBN 4-924831-88-3
  • 『国づくり ロングインタビュー』〔読売ぶっくれっとno.47 時代の証言者7) (下河辺淳/著・鈴木俊一/述) 2005年 読売新聞東京本社 ISBN 4-643-05020-9
    • ほか多数

転載はここまで。

一番私が驚いた事は、

まだご存命だったんですね。

現在、98歳。さて、私が何を書きたいか、分かりますか?

この世には、

非常識な行動を取るおたくを、貶めようとするマスコミは存在する。

しかしっ、

過去に都知事として栄光を築き上げた

隠居の老人を辱めるマスコミは存在しない。

って事ですよ。

 鈴木俊一という東京都知事は、バブル経済に後押しされ、在任二期美濃部都政の残した財政赤字を解消しました。これは確かに、称賛して然るべき政治だったのでしょう。

 しかしっ!

 上にも書いてありますが在任三期バブル経済の末期箱物行政をやりまくり、再び都政を赤字に転落させた。この事は、非難されて然るべき行為でした。
 その結果、故・青島幸男東京都知事当選し、鈴木俊一推進していた世界都市博覧会を中止に追い込みます。

 しかしながら、やろうとしていた事は急には止まらないっ

 その結果、有明には東京ビッグサイトトヨタ・メガウェッブビーナスフォートフジテレビ新社屋日本科学未来館新交通ゆりかもめ……などと言った施設建設され、今日まで運用され続けてきたって事です。

他に、鈴木都政が残した箱物行政の産物としては、

東京都庁舎
東京国際フォーラム
江戸東京博物館
両国国技館(新)

といった施設が挙げられますが、こういった施設には今回問題になっているオーチス社のエスカレーターが導入されているのではないでしょうか?
また、建物の構造は、果たして本当に大丈夫なんでしょうか? 少なくとも、新国技館江戸東京博物館ユーザーに優しくない構造だと考えているんですけど。

つまり我々は、あの事故が起こった瞬間元東京都知事・鈴木俊一が残したツケの部分と戦うハメになったのだと思います。

そして、先述したように、

かつて東京都知事として栄光を残した隠居老人を

辱めるマスコミは、この国には存在しません。

多分、何人かのマスコミは、私が気が付いた程度のファクターには気付いているのでしょう。だけど、それについては誰も報道しないでしょ。

何故ならばっ!

オタクの方が社会的地位が低く、

非常識な行動を叩きやすい

からですよ。

 鈴木箱物行政の遺産の構造的再検証

これを早急に実施しないと、またどこかで事故が発生し、今度は死人が出ると思います。

さて、ようやく参加者マナーの問題など

2008.08.07(00:49)

さて、これまで主にビッグサイト西館というハードウェア面の問題点を挙げて参りましたが、ここからは論点を変えてみたいと思います。

避けて通れぬ問題。参加者の資質の問題です。

まず、この事件ワンフェス2008夏の開場直後に発生していますが、この時間西館のロングエスカレーターを使用して4Fに行くことの出来る人間リストアップしてみましょうか。

1.ワンフェスのスタッフ
(当たり前ですね)。

2.ワンフェスのゲスト
「エスカレーターの客に落ち度はなかった」と証言しておられる、岡田斗志夫氏は、ここに分類されます。そもそも、ゼネラルプロダクツ時代ワンダーフェスティバルを主催したのは他ならぬ岡田斗志夫氏なので、岡田氏の証言にはある種のフィルターがかかっていると考えるのが妥当です)

3.ディーラー参加者
(この中には、限定品を購入するためにディーラー卓を申請しているクソヤローも含まれます)

4.転売業者
限定販売品を、古物商やネットオークションで転売するためにディーラー参加している最上級のクソヤロー共です)

5.徹夜組
(すいませんけどね。東京都市部から中央線の始発に乗って有明にやって来ても、入場出来るのは10時30分がやっとなんですよ。開場直後に上りエスカレーターに並ぶためには、徹夜で並ばなければ無理なんじゃないですか?)

はい。もう皆さん解りましたね。これらの人間が、西館4Fで販売されていた限定発売品や稀少品に群がろうとしていたんですよ。

マナーなんて、あるわけないじゃないですか!

私は実は、第一回のワンフェスから参加してますけどね、この開場ダッシュのマナーの酷さは言語道断ですよ。

スタッフが、

走らないでくださいって言ったって走るんだもの。

聞き分けなんてありゃあしない。

それ故に、西館センターホールロングエスカレーターに乗る位置には、スタッフを数人立てて確実に交通整理せねばいかんのです。

これまでの問題点のまとめ

2008.08.07(00:20)

次の論点に移る前に、これまでに取り上げたビッグサイト西館エスカレーター崩落事件の問題点を、あらためて列記させていただきます。

1.東京ビッグサイト西館は、東京都市博のパビリオンとして設計、建築された建物である。コンベンションセンターとして使用されるに当たって、設計変更が行われたとは思えず、パビリオンのままの設計で完成している。

2.東京ビッグサイト西館有料イベントの会場として使用する場合外部の交通手段を遮断せねばならず、都合上、1Fから4Fへの交通は直通のロングエスカレーターに集中し勝ちになる。
 建物の構造上、このロングエスカレーター交通渋滞が発生することは、小学生でも解る事象である。

3.ロングエスカレーターに交通が集中する事は、ビッグサイト西館の構造欠陥であったにも関わらず、ここに設置されていたエスカレーターは、大の男が2人並んで乗ると故障する、驚くほど低いスペックのエスカレーターであった。

4.エスカレーターに交通が集中する構造のパビリオンの好例としては大阪万博日立パビリオンが挙げられるが、都市博パビリオンを設計した建築技師大阪万博から何も学ばず、外資系の貧弱なエスカレーターをこの場所に設置した。日立製を採用していれば、この構造問題は発生していない可能性が大である。

5.ワンフェスの主催者である海洋堂は、ワンダーフェスティバル2008夏を半年以上前からビッグサイトで開催することを計画していたにも関わらず、フラット型コンベンションセンターの典型であるビッグサイト東館を押さえる事が出来なかった。この事件は、東館開催ならば発生していなかった事件であろう。

6.ワンフェススタッフは、開場直後にエスカレーターの行列先頭交通の抑制は実施していたが、このエスカレーターの下部に交通整理する人員を配置していなかった。その結果、開場直後のエスカレーターの下部では、ワンステップに大の大人が3人乗るような異常事態が発生していた。これは明らかに、ワンフェススタッフの落ち度であろう。

ビッグサイト西館が都市博パビリオンだという前提で書く話

2008.08.06(01:32)

ここ二日間のブログで、ビッグサイト西館には構造設計の不備に起因する交通渋滞が発生しやすい構造だという事を書きました。

何故ならば、この欠陥に気が付いていただかないと、同種の事故ビッグサイト西館で現状のままイベントを続ける限り、おたくイベントであろうがなかろうが、そんな事は関係なく、必ず発生していた事故だからです。

それでは、ビッグサイト西館国際都市博覧会パビリオンであったという事を前提にして、

博覧会パビリオンの理想のエスカレーター

とは、果たしてどういう物なのか? という事を書いてみたいと思います。

日立パビリオン

 1970年に大阪千里丘で開催された万国博覧会の日立パビリオンです。この建物、エスカレーター入り口になっており、このエスカレーターを使用しなければパビリオンには入館出来ませんでした。
この日立パビリオンは、VRのフライトシミュレーターを体験出来る人気施設で、1台のフライトシムには一家四人が座る事が出来ました。
 つまり、パビリオンのVR施設の定員に達するまで、ここにかかっているエスカレーターは、ワンステップ辺り2.5人の荷重(赤ん坊を考慮)を支えて、各ステップに満載状態で、万博の会場時間中運用が続けられ、万博の会期中に休まずに使用された事になります。しかしながら、日立パビリオンのエスカレーターが、万博会期中に故障したなどという話は聞いた覚えがありません。
 もちろん、万博が開催されていない夜間のメンテナンスは必要ですし、エスカレーターの入り口出口でのコンパニオンの2列誘導欠かせない要因です。

博覧会パビリオンの理想のエスカレーターというのは、このエスカレーターなのです。

東京ビッグサイト西館がパビリオンであったとした場合、おそらく4Fで展示物と映像を見せるようなパビリオンとなり、2Fと3Fはスタッフの控え室、そして1Fメインシンボル会場として都市博覧会自体の土産物を物販するようなスペースになったのではないかと推測出来ます。
このケースの場合でも、問題の1F→4Fへのエスカレーター交通が集中します。はっきり言って、万博の日立パビリオンと同様に、集中する可能性が高いです。

にも関わらず、問題のエスカレーターの製品規格として出て来た数値というのが、

・オーティス社製エスカレータ
・1段あたりの最大重量は130キロ
総重量が7・5トンを超えると停止する
・長さは約35メートル。幅102センチのステップが84段
・、「普通に乗っていた」としても「一段に二人ずつ全部のステップに人を乗せる」と満載時で約11トン全体の7/10あたりで総重量オーバー
・オーチス的には「建築基準法に基づいて、1段あたりの最大重量や総重量を設定している」

つまりまあ、都市博覧会パビリオンの設計者は、大阪万博から何も学ばずに、コストを下げるために日立のエスカレーターを使用せずよくわかんない外資系のエスカレーターを取り付けたってことなんですよ。

wikipediaはあまり参考にはしたくないんですが、世界都市博覧会の特に中止決定後項目を読んでいると非常に情けなくなります。
実は、愛知万博が成功に終わった時に、私は「都市博覧会も開催すれば良かったのに」と考えていた一人ですが、インフラ整備の不備面を考慮すれば、本当に都市博なんてやらなくて正解だったと思います。
鈴木都政といえば、バブル経済末期1991年から1995年の間に都知事をやっていたわけですが、都市博パビリオンのなれの果てでこんなにユーザーフレンドリーな設計じゃないわけですから、この時期に都が建設した建築物って、ほんとにどれだけユーザーフレンドリーなんでしょうか?
私は、少なくとも「ゆりかもめ」はユーザーフレンドリーだとは思ってませんからねえ。

さて、西館でイベントを続ける限り、いつかこの事故は発生したであろう事をまず説明いたしました。

つまり西館は、イベントを開催するにはまったく不向きな建物なのです。
今回のワンダーフェスティバル2008夏は、8月3日ビッグサイトで開催する事が決定していたにも関わらず、何故西館での単館開催になったのでしょうか?
これがコミケットサービスならば、半年前に開催が決定していればビッグサイトを全館押さえてコミケットを開催しますよね。
にも関わらず海洋堂は、半年前に開催が決定していたにも関わらず、今回は東館を押さえる事が出来ませんでした。こういう事態は実は2回目なんですが、明らかに主催者の技量が低いと言わざるをえません。
ビッグサイト東館での開催が出来ないのならば、同様にフラット型のコンベンションセンターであるパシフィコ横浜や、幕張メッセで開催すれば防げた事故であったとも言えます。
すいませんが、主催者の海洋堂の技量はコミケットより下です。

これは、スラッシュドットジャパンでの議論上で拾った話なんですが、

> 2chで書かれていた最近のコミケ経験者書き込みによると、コミケでのエスカレーター誘導は
>「1段空けて2人ずつ」とのこと。平均1人1段で理にかなっていると思います。
> ビックサイトでコミケを開催しはじめたころ(私も当時は参加していた)は、昇降機メーカーも立
>会いの元、軸受温度を計りながら慎重に運転していたことを覚えています。(メーカー担当者は
>人の波(一般の場では見られない量と整然とした挙動)を見て目を丸くしたのではないかと思い
>ます。)
> そういった配慮の中、イベント主催者(コミックマーケット準備会)と昇降機メーカーのコミュニケ
>ーションが取られていたはずで、「1段空けて2人ずつ」という負荷低減策もこういう中から編み
>出されたのでは無いかと思います。
> ワンフェススタッフもコミケスタッフ経験者が居るから云々…は、なぜこういう決まりになったの
>かを理解していなければ無意味だと思います。

コミケットスタッフって、本当に凄いですね

構造上交通渋滞が発生するならば、エスカレーターに乗っている列の先頭で誘導するだけでなく、

上りエスカレーターの乗り口で監視し、絶対にワンステップに定員以上乗せないよう指示するスタッフが必要です。先述した大阪万博日立パビリオンには、エスカレーターの入り口にコンパニオンがいて誘導したんです。
エスカレーターの下で、交通整理をしていたワンフェススタッフっていたんですか? 
いなかったんじゃないですか? 

もしいなかったとしたら、ワンフェスのスタッフの交通誘導は下の下です。

てゆーか、ビッグサイト西館の事故の件について

2008.08.05(05:24)

もうね。何でみんな、今回の事故西館自体の構造設計の問題だと考えないんでしょうか?

スラッシュドットジャパン見てたら、何時までたってもエスカレーターの設計仕様と運用法の問題から論点が変わらないから、自分でコメント付けてきましたよ!

今回付けたコメント


誰も、この西館元々都市博パビリオンの一つだった事に着眼してくれないのが不思議。
西館そのものの構造設計に問題があるんだってば!
入場有料のオタクイベントの場合は特に、外の階段を交通経路として主催者は使用させるわけにはいかなくなるんだから、西館の交通が、この最短経路となるロングエスカレーターに集中するのは自明の理なんですけどね。
ワンフェスみたいに個数の少ない販売物品が4Fにあるとか、コミケ企業ブースが4Fにあるとか、限定品が4Fに集中しちゃってるイベントでは、あのロングエスカレーターに交通が集中するのはあの建物の設計では道理なんですよ(物欲魔神共がっ。けっ!)
だから、はっきり言ってそもそも建物を設計した奴とか、建物の設計仕様書にパビリオンとしての使用後の運用を見込んでの設計変更を加えられなかった奴がそもそもアホなんですよ。

あのロングエスカレーターの横に階段の一本でもあれば、こんなアホな事故起きやせんですよ。

スラッシュドットジャパンに書いたコメントはここまで。

最大の問題は、西館の1Fから4Fに直接上がれる目に見える手段が、あのロングエスカレーターしかなかった事だろう。

直感的に分かる交通経路が一本しかその場になかった場合交通渋滞が発生するのは当たり前


そして、

交通渋滞が発生した場所で、事故が発生するのも当たり前

あのエスカレーターは、建築法規順とか製品規格云々以前に、強化が必要だったんですよ。これ、悪いけど交通理論建築構造設計の問題ですから。

今回の事故への最大の対策、そんなもん簡単ですわ。

エスカレーターの横に階段つければ?

ビッグサイト西館ロングエレベーターの件について

2008.08.04(01:14)

別件で文章をまとめていたのだが、これは広く世間に知っておいてもらった方がいいと判断したので、こちらのブログで取り上げる事にする。

まあ何というか、偶然というのは怖ろしいものだ。
http://putikuri.way-nifty.com/blog/2008/08/post_84af.html
事故が発生した時にエスカレーターに乗り合わせていた、岡田斗志夫さんのブログへのリンク。

これを読む限り、今回の事故はワンフェスだろうが、コミケだろうが、ハムフェアだろうが関係なく、偶然発生した事になる。
そもそも東京ビッグサイトという施設は、晴海の代替のコンベンションセンターとして、東京都市博覧会合わせで造られていたシロモノだ。
その都市博の開催を中止したのが、故青島幸男都知事都市博を開催しようとしていたのは、鈴木俊一
ビッグサイトの竣工1995年の10月だから、もう約13年稼動していた事になる。
当初、ビッグサイトは、都市博のパビリオンの一つとして運用される予定だったわけで、想定されていたエスカレーターの運用法というのは、大阪万博やつくば万博、ポートピアや花博、愛知万博に行った事のある者ならば容易に想像はつくと思う。
都市博の開催は中止されたが、晴海は解体したものだから、ビッグサイトだけは完成した。コミケやワンフェスでは、毎回わりと整然とゆっくり、歩く事もなく運用されていたと思う。そうして13年、このエスカレーターは使用され続けて来たわけだ。
ビッグサイト西館という施設は、1Fと4Fの間の2Fと3Fには実質何もない施設だ。いや、ないわけではないのだが、そこはスタッフの控え室や何かに使用される事が多く、都合、1Fと4Fを展示スペースとして、途中に長大で急角度のエスカレーターが必要な施設になってしまっている。
ビッグサイトを会場として使った事のある立場としてはっきり言わせてもらうが、東館に比べて西館という施設は、使いづらい事この上ない施設であった。
4Fへの交通が2本のエスカレーターに集中する構造になっており、この13年間に加わった経年荷重は相当なものになっている(ハズである)。
4Fに上がる階段というのは何処にあるのかよく分からないというのが正直な話だし、それが見えない以上エスカレーターに交通が集中するのは道理。
今回エスカレーターがダウンしたから、ようやくエレベーターがあった事に気付いたというのも本当の話だ(しかも、エレベーターの定員は少ない)。
つまりまあ、何を言いたいかというと、ビッグサイト西館という施設はあくまで都市博パビリオンとして奇をてらった設計で建設された施設であり、晴海の代わりのコンベンションセンターとしての使用は、あまり考慮されていないという事なのである。
おそらく想定されていた使用方法は、東館を展示ブースとしてフルに使い、西館はどちらかと言えば商談に特化するか、講演会を開くか、そんな感じの運用だったのではないかと思う。
しかしながら今回、東館は企業展示会に完全に押さえられており、ワンフェスの会場として使えるのは西館しかないという状況にあった事にある。

岡田さんのブログが真実という前提で書かせていただくが、まず西館のエスカレーターは総点検するべきであろう。西館から東館へのエスカレーターも、あのロングエスカレーターと同様の酷使状態にあるハズなので、あのロングエスカレーターに発生した事は、あちらのエスカレーターに、何時発生しても不思議ではないのだ。
それから、「ワンフェスの開催はビッグサイト西館でいいのか?」という事も書かざるを得ない。そもそも海洋堂は、半年前からビッグサイトの会場を押さえようとしているハズなのだが、今回東館には企業展示会が収まり、西館での単独開催という事になっていた。
これがコミケットサービスならば、確実に東館も西館も押さえてしまうのだが、ワンフェスを主催する海洋堂には、現状でその技量がないように思える。逆に言えば、ビッグサイトの西館が使えないのならば、いっそパシフィコ横浜に行くとか、幕張メッセでやってしまうとか、ちゃんとコンベンションセンターとして設計された会場は別にあるわけだから、いっそ会場を変えてしまうのは手だと思う。

とにかくまあ、鈴木都政時代にビッグサイト西館を設計した奴が淺知恵過ぎたのが原因だと思うぞ。いや、設計の要求仕様に盛り込まれてなかったという事か。

と、ここまで書いて、西館ロングエスカレーターの製造メーカーはオーティス社という海外メーカー製だという事が、 永瀬唯さんの調査により判明。
これもう、初期強度設定から確認する必要があると思いますけど。

米空軍、次世代スペースシャトル「X-37B」の初打ち上げを11月に決定

2008.08.02(09:33)

x-37 with WhiteKnight

 基本的にウチは、Xナンバーのおっかけをやっておりますので、今回の記事には素直に反応してしまいます。トリガーとなった記事は、テクノバーンですが、元記事はAW&STですね。

 AW&STの記事を翻訳したところでは、11月エドワーズ空軍基地からアトラスⅤを使って打ち上げるようです。つか、こいつが実用化の一歩手前まで来てるんだったら、空軍とかNASAで縄張り争いしとらんで、素直にスペースシャトル代替機に使えばいいのに。

x-40A

  まあ、形状についてはX-40AとかX-37Aで散々投下滑空試験やってるので、、この辺の形状とは大きく違わないと思います。ちなみに予想形状は下図

x-37b

 

 

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