2008年06月

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MC☆あくしず vol.9 のこがしゅうと先生の記事について

2008.06.22(23:58)

MC☆あくしず vol.9 を購入してまいりました。昔、一度だけ記事を書かせていただいた身としましては、特集がドイツ本土防空戦ということもありまして、非常にうらやましく面白く読ませていただいております。

さて、今回の号でいささか気になる記事がありました。それは、こがしゅうと先生バッヘムBa349ナッターロケット迎撃機の記事であります。
某所でご本人が、自分の持っている資料は古いとか、自分は英語が出来ないとか、書かれておりましたので、どういう記事になってしまうのかと心配しておりましたが、なかなかどうしてよくまとまっている記事だと思います。ご謙遜してらっしゃいますね。こが先生
おそらく、私がナッターの記事を担当したとしても、だいたい抑えるであろうところは抑えてらっしゃいますし、ご参考にされた資料の出所も、だいたいのところは理解できます。

その上でただ一個所非常に気になる記述が御座いました。こが先生のお書きになった記述では、予備知識のない人間に余計な誤解を与えてしまいかねませんので、誠に僭越ながらこの私が補足説明をさせていただきます。

問題の個所というのは143ページの1コマめバッフェム社「Ba三四九 ナッター」の運用方法。

二.基地からの無線操縦誘導で目標に向かう。

と、こが先生は書かれていらっしゃいますが、この文章何か変とお感じになりませんでしたでしょうか?

この文章を額面通りに受け取りますと、

Ba349ナッターの基地には、無線操縦誘導装置があるんだあ。

じゃあ、パイロットいらないわねえ。

になると思うんですけれど。少なくとも、私にはそう読めてしまいました。

そもそも、Ba349ナッターという迎撃機は、極めて低コストの有人ロケット迎撃機を目指して開発されたシロモノですので、当然ながら無線操縦誘導装置などというハイコストな電子装備なんて搭載されているわけがありません。それでは、この文章はいったい、何を意味しているのでしょうか?

当時のドイツには、ヒンメルベッドという防空迎撃システムがありました。ヴァッサーマン対空捜索レーダーヴュルツブルク対空標定レーダーを組合わせたシステムで、ヴァッサーマン・レーダーで探知した敵編隊ヴュルツブルク・レーダー(日本流に書くとウルツブルグレーダー)で追尾し、その時々刻々の情報ドイツ空軍の迎撃機に無線連絡して敵編隊に誘導するわけです。

つまり、ここでいう

基地=レーダー施設

であり

無線操縦誘導=無線誘導に従った操縦

を意味します。従って、ここの文章は

二.レーダー施設からの無線誘導に従い目標に向かう。

とするのが、親切な書き方というものです。昨今の資料には、ヴュルツブルク・レーダーと組み合わせた運用を明記している資料も御座います。西山洋書店には在庫があると思いますので、ぜひ、ご一読されることをお薦めいたします。

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