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2006年08月18日

  1. Time waits for no one. ← (゜Д゜)ハア?(08/18)
  2. おことわり(08/18)


Time waits for no one. ← (゜Д゜)ハア?

2006.08.18(22:02)

細田守監督作品「時をかける少女」を見た。


この映画、時間の取れる時には見に行きたいとは思っていた。だけど一つだけ、たった一つだけものすごい不安があったのは確か。
それは、監督があの、よりにもよってあの「ONEPEACE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」を作った細田守監督であったという、ただその1点が非常に不安だったのである。
細田守監督作品と言えば、「劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム」は確かに面白かった。だがその反面、作品をまったく別物にしてしまうようなところがある人で、それが感極まったのが「ONEPEACE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」であった。
あのONEPEACEの、どこをどうすればあんな鬱展開に出来るのかといいたくなるほどの鬱展開で、はっきり言って2度と見たくない作品の一つにしっかりカウントされている。あそこまで嫌なものを、まあよく作れるなあと。


ただ、「ONEPEACE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」を見た時、うすうすはであるが感づいていた。においはかいでいたといった方がいいか。根本のネタになったリ・インカネーション。間違いなく細田守って監督は、ユーミンが好きで、原田知世の「時をかける少女」薬師丸ひろ子の「ねらわれた学園」大好きな奴なんだろうなと。


確かニュータイプ誌上だったと思うが、最初に制作発表を見た時は冗談抜きに来てしまったと思いました。ああ、やっぱりというか。
貞本義之さんのキャラは好きなので、元気に夏空に跳ねていた絵には非常に好感を持った。でもあの細田監督だもんなあという、その1点が縛り付けていた。


この作品に関して、ネタバレはほとんど書かない。見るべき作品だと思うから。少なくとも一度は。自分らの世代のあの「時かけ」を好きな監督が作った正当な二代目「時かけ」です。
悪い言い方をすれば現代風というか、軽いリセット感覚。その軽い部分を、主人公の叔母となった芳山和子がどっしりと押さえている。そんな感じ。芳山和子の声が原田知世であればとも思うが、悪くはない。原田知世だと、ちょっと軽くなるかもしれんし……。脳内変換はしてたけどね。正直だねワシも。
ただはっきり、きっぱり書いておくけど、やっぱり私は大林宣彦監督・原田知世主演「時をかける少女」の方が好き。あれがワシの青春だった。この作品は、今の若い人が若い人なりに青春にすべきものでしょう。
押さえるべき所は押さえてますよ。家族構成下世話な妹。そしてやはり、タイムリープで時間と空間を飛び越える間に制服やパジャマに着替えている主人公(笑)


だから、口コミで広がるのもリピーターが出るのも非常に理解できる。おそらくはこの夏、一番面白い作品なのでしょう。
そういう意味では上映館少なすぎ都内でマトモに上映してるのが、新宿で1館だけなんてーのはありえねー
あの映画とか、この映画とか上映館削ってでも上映すべきでしょ。これ。


そういう意味では、「日本以外全部沈没」大いに期待。それと、予告でやってた今敏監督「パプリカ」期待。奇しくも全部、筒井康隆。えーやん、好きなんやから。


 

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おことわり

2006.08.18(03:15)

8月20日(日)例年通りガレージキットワンフェスに出かけます。
体力温存のために、8月19日(土)の今回のウルトラマンメビウスも前回同様に8月21日(月)にupする予定ですので、よろしくお願いします。

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